放射線部
所属長ごあいさつ
当院の放射線部では、胸部や腹部の一般撮影から、一度に複数の断面を撮影することのできるマルチスライスCT、尿路や血管の造影検査を行うデジタルX線テレビなど、泌尿器科と人工透析の専門病院として必要な検査を揃えています。2019年には「遠隔読影システム」を新たに導入し、当院で撮影したX線画像やCT画像を外部の専門医に確認してもらうことで、より安心して検査を受けていただける体制を整えております。
放射線部では、泌尿器科・人工透析の専門病院の一員として、正確に撮影することはもちろん、わかりやすい言葉で説明し、スタッフ同士でディスカッションを行い、患者さまに安心して検査を受けていただけるよう心がけております。
検査にあたり、ご不明な点や不安を感じられることがありましたら、お気軽に放射線技師にお尋ねください。
放射線部 技師長 井上 雄一郎
放射線部では、泌尿器科・人工透析の専門病院の一員として、正確に撮影することはもちろん、わかりやすい言葉で説明し、スタッフ同士でディスカッションを行い、患者さまに安心して検査を受けていただけるよう心がけております。
検査にあたり、ご不明な点や不安を感じられることがありましたら、お気軽に放射線技師にお尋ねください。
放射線部 技師長 井上 雄一郎
安心・安全への取り組み
放射線部では、患者さまに安心して検査を受けていただけるよう、以下の取り組みを行っております。
- 検査内容や、息止めの合図・造影剤を使用する場合など、丁寧にご説明するよう心がけております。
- 移動や介助が必要な患者さまは、複数の職員で安全に対応いたします。
- 検査中に急変が起きた場合は、すみやかに医師との連絡や緊急コールが行えるように取り組んでおります。
- 感染対策のため、検査時はマスク・ゴーグル・手袋を着用し、手指消毒・機器の消毒を必ず行っております。
検査の概要
一般撮影装置
使用機器:FUJIFILM Flat Panel Detector X線装置
主な検査内容:胸部X線検査、骨X線検査など
デジタル画像のため、すぐに撮影した画像を確認することが出来ます。撮影した画像をCD-ROMに記録し、紹介状に添付することも可能です。
主な検査内容:胸部X線検査、骨X線検査など
デジタル画像のため、すぐに撮影した画像を確認することが出来ます。撮影した画像をCD-ROMに記録し、紹介状に添付することも可能です。
デジタルX線TV
使用機器:FUJIFILM Flat Panel Detector X線TV 装置 CUREVISTA
主な検査内容:腹部X線検査、薬(造影剤)を使った尿路や血管の検査など
尿路結石を調べるために腎臓から膀胱にかけてのX線検査や、造影剤を使用した尿路の精査、血管造影などが行えます。
造影剤を使用する場合は、患者さまへの丁寧な説明を心がけ、医師や看護師とすみやかに連絡を取れる環境を整えております。
主な検査内容:腹部X線検査、薬(造影剤)を使った尿路や血管の検査など
尿路結石を調べるために腎臓から膀胱にかけてのX線検査や、造影剤を使用した尿路の精査、血管造影などが行えます。
造影剤を使用する場合は、患者さまへの丁寧な説明を心がけ、医師や看護師とすみやかに連絡を取れる環境を整えております。
マルチスライスCT(Multislice Computed Tomography)
使用機器:Canon MulchSlice CT(16列)
主な検査内容:胸部や腹部のCT検査、尿路結石や血尿の原因精査など
腎臓や膀胱などの形や大きさ、尿路結石の有無、その他の病変を調べる検査です。撮影した画像は多断面や立体での観察が可能で、多くの情報を得ることが出来ます。また、検査画像は「遠隔読影システム」を使い、外部の専門医にも確認を依頼しております。
主な検査内容:胸部や腹部のCT検査、尿路結石や血尿の原因精査など
腎臓や膀胱などの形や大きさ、尿路結石の有無、その他の病変を調べる検査です。撮影した画像は多断面や立体での観察が可能で、多くの情報を得ることが出来ます。また、検査画像は「遠隔読影システム」を使い、外部の専門医にも確認を依頼しております。
回診用X線撮影装置
移動式のX線装置です。移動が難しく、検査室にお越しになれない患者さまでも撮影が可能です。
主に入院中の患者さまや、手術直後の確認のために使用しております。
主に入院中の患者さまや、手術直後の確認のために使用しております。
移動式デジタルX線透視装置
主に尿路結石破砕術や、
ステント留置などの手術の補助で使用しております。
X線透視で補助をすることで、
より安全で確実な手術に役立てております。
ステント留置などの手術の補助で使用しております。
X線透視で補助をすることで、
より安全で確実な手術に役立てております。
遠隔読影システム
当院では、主にCT検査で撮影した患者さまの検査画像のほとんどを、
外部の専門医に読影を依頼しております。
当院の医師に加え、読影専門医によるダブルチェックで、
安心してCT検査を受けていただける取り組みを行っております。
専門医による検査レポートは当院で保管され、
過去の検査レポートも閲覧が可能です。
外部の専門医に読影を依頼しております。
当院の医師に加え、読影専門医によるダブルチェックで、
安心してCT検査を受けていただける取り組みを行っております。
専門医による検査レポートは当院で保管され、
過去の検査レポートも閲覧が可能です。
撮影画像の管理
「医療用画像管理システム(PACS:Picture Archiving and Communication System)」
すべての撮影画像は医療用画像管理システム(PACS)で一元管理しており、撮影した画像は直ぐに診察室や透析室、病棟の各モニターで閲覧することができます。4つの施設は完全フイルムレスなので施設間でフィルムを運ぶ手間もなく院内または施設間で同一画像を見ながらディスカッションすることができます。
また患者さまを他施設にご紹介する際は撮影画像をCDにコピーしてお渡ししています。
また患者さまを他施設にご紹介する際は撮影画像をCDにコピーしてお渡ししています。
検査を受けるにあたってのお願い
- 撮影前にご本人様確認のために、お名前をフルネームでお伺いいたします。
- ネックレスなどの金属類・チャック・ボタン・カイロなどは撮影部位にあわせて外していただきますようお願いしております。検査着もご用意しておりますので、必要に応じて着替えをお願いしております。
- 検査の内容によっては、待ち合いの順番を変更させていただく場合がございます。
- 転落や転倒防止のため、ベルトなどで固定をさせていただく場合がございます。
- 妊娠または可能性のある患者さまは、担当医師・放射線技師にお申し出ください。
- その他のご不明な点がございましたら、お気軽に放射線技師にお尋ねください。